■はじめに
この記事では17LIVEの音楽ライバーとして活動する際、身に付けておいた方が良い基本的な知識をお届けします。
音楽配信は、生配信コンテンツとして広く確立しています。楽器や歌う姿は、画面映えしやすく、音楽で盛り上がる日もあれば、時に雑談をメインで配信するなど、他の内容に切り替えて配信することも可能です。
この記事を通じて、[音楽という武器]を効果的に活かすポイントを身に付けていきましょう!
■音楽ライバーとして載せておくべきプロフィール内容
得意なジャンルや楽器
リスナーが新しいライバーを検索するとき、アプリ内の検索欄から楽器名や配信ジャンルをキーワードとして検索することがあるため、どんな音楽ジャンルなのか、楽器を弾くのか歌うのか、自分が得意とすることを明確にしておきましょう。
音楽配信の内容や時間帯
配信時間の記載がないと、リスナーはどの時間帯に訪れたらいいのかわからないため、配信時間は、固定の時間があればプロフィールに、日に応じて変更するのであれば、タイムラインに詳しく書きましょう。
ただ開始時間を書くだけでなく、どんな配信をするのか(配信で演奏している曲のジャンルや作曲配信、雑談であればどのような内容が好きなのか)を書くことでリスナーに興味を持ってもらいやすくなるため、具体的に記載しましょう!
音楽配信中の盛り上げ方
配信中、リスナーに盛り上げてほしい場合、送ってほしいコメントや推しマーク(ライバーを総称した絵文字など)をプロフィールに書いておくことで、リスナーが配信中気軽に応援や意思表示をしやすくなり、お互いの一体感がより増していきます!
音楽感が伝わる絵文字
プロフィールに音楽を連想する絵文字を使うことで、音楽配信をしているライバーということを直感的に伝えることができます。音楽配信を求めているリスナーの目に留まりやすいよう、工夫して使いましょう!
音楽感が伝わる絵文字には、以下のようなApple社の絵文字があります。
過去の経歴
普段どんな活動をしているかを伝えると共に、過去の活動や出演歴、受賞歴も積極的に書きましょう。音楽配信をするライバーがこれまでどんな活動をしてきたのかをわかりやすくアピールすることが大切です。
■音楽ライバーならではの画角で映す
楽器(機材)と自分を両方映そう
「音楽配信をしているライバー」と視聴者に一瞬で伝わるよう、自分+マイク、自分+楽器を映して、音楽ライバーとして魅力的な画角を意識して取り入れましょう。楽器によってはコメントで隠れて見えにくくなることもあるため、気を付けましょう。
また、後ろにアンプなどの機材や音楽に関連する小物を置いたり、曲や楽器の雰囲気に合わせて背景やフィルターを変えてみるのも良いでしょう。
そうしたルームづくりをしていくことで、ライバーの本気度や個性がリスナーに伝わりやすくなります。まずは一度、自分の配信ルームがどんな雰囲気か確認してみてください。
画角を整えた後は、カメラ目線を意識して配信スタート!楽譜を見たりしてカメラに意識を向けられない場合は、演奏後にしっかり目線を合わせる事を忘れないようにしましょう。
複数のカメラで映像を切り替えてみよう
スマホが1台あればライブ配信はできますが、複数のカメラを用意することで、画角を切り替えながら配信することが可能になり、グッと目を引く配信になります。
合わせて広角レンズを使うことで、演奏する手元のアップを綺麗に撮ることができ、全体の映像+手元の映像など、画角を切り替えながら配信することができます。
他にも「全体の映像+人物に寄った映像」や「正面+側面」など、映像に変化をつけて、リスナーに楽しんでもらえるよう心掛けましょう。
■音楽ライバーが用意するべき機材
マイクは必須!
ライバーの良し悪しを左右すると言っても過言ではないほど、音楽配信には欠かせないマイクです。配信する環境に合ったものを選ぶことが大切です。まず、[指向性]をしっかりと選びましょう。
指向性とは、マイクがどの方向から音を拾えるのかという特性のことを指します。主に「単一指向性」と「全指向性」の2タイプがあり、雑音やノイズを拾いにくく正面からの音を拾う単一指向性マイクは一人で配信するライバー向き、マイクの周り全ての方向から音を拾う全指向性マイクは大人数での配信をするライバーに向いています。
さらに、ライブ配信で多く使われているマイクには「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2タイプがあります。
ダイナミックマイクはカラオケでも使われている先端が丸いマイクで、安価なうえ頑丈で扱いやすいことが特徴です。
ダイナミックマイク
SONY ( ソニー ) / ECM-PCV80U USBマイク
【付属品でUSB接続も簡単】ソニー エレクトレットコンデンサーマイクロホン PC/ゲーム用 ECM-PCV80U
コンデンサーマイクは高音質で、アーティストのレコーディングでも使われており、見た目もシンガー感が強調され、ライブ配信の雰囲気作りにも役立ちます。ノイズが大きいため、ミキシングや取り扱いには注意が必要ですが、音にこだわりたい音楽ライバーにはおすすめです。
コンデンサーマイク
バックエレクトレット・コンデンサー・マイクロホン AT2020
オーディオテクニカ コンデンサーマイクロホン AT2020 動画配信・宅録・ポッドキャスト・実況・DTM ・マイク 【国内正規品】AT2020 ブラック
■あるとより良い機材
【オーディオインターフェース】
複数の楽器の音を調節しながら配信したり、BGMや効果音を流しながら話す時に便利なオーディオインターフェース。楽器やマイクから取り込んだアナログ音声を、高音質のままデジタル化してPCやスマホ、タブレットに送り出してくれる機材です。音割れや、音の遅延によるズレを防ぐ機能もあるため、心地良い高音質をリスナーに届けたい方におすすめです。
ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー
ヤマハ YAMAHA ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース 3チャンネル AG03 インターネット配信に便利な機能付き 音楽制作アプリケーションCubasis LE対応
【高画質カメラで映像を綺麗に届ける】
スマホやPCの内蔵カメラで簡単にライブ配信することもできますが、高画質なカメラを使うことでより鮮明な映像をリスナーに届けることができます。
単体の高画質タイプウェブカメラ(PCに接続して使う小型カメラ)、ウェブカメラに対応している一眼レフカメラ(ミラーレスでも可)やビデオカメラを使うことで、明るく鮮明なだけでなく、背景を自然にぼかして映像にメリハリをつけることも可能です。
高画質カメラで撮影した映像は、パッと目に入る印象がひと味もふた味も違うため、他のライバーと差をつけることができます。クオリティの高い映像でライブ配信を行い、ファンを増やしましょう!
【OBS(Open Broadcaster Software)】
OBSは、PCに取り込んだ映像や音声を、各配信プラットフォームへ直接配信することができる配信ソフトウェアのことです。ライブ配信の画面上に映像、テロップ、画像など様々な要素を重ねて表示できます。
また、画面上にエフェクトや通知を出したりすることも可能!テレビのテロップやワイプをイメージするとわかりやすいですね。PC内の音楽データをBGMとして流す機能もあります。OBSを活用し、より見やすくリスナーを惹きつける映像を作ってみましょう。
【DAW(Digital Audio Workstation)】
録音・編集・ミキシング・打ち込みといった音楽制作に必要な作業が行えるソフトです。パソコン・スマホ上で音楽を制作することができ、音楽の専門知識や楽器の演奏経験がなくても、自宅で簡単に録音や編集を行うことができます。スタジオを使った本格的なレコーディング現場でも使われており、現代の楽曲制作の現場において欠かせないソフトです。
■まとめ
ここまで17LIVEの音楽ライバーに向けた配信基礎知識についてお伝えしてきました。「音楽ライバーなら知っておきたい!配信の基礎知識」をおさらいしましょう。
この記事の内容を意識していただくことで、音楽を活かしてよりモチベーションUPして配信できることが期待できます。リスナーが思わず次の配信も見てみたくなるような雰囲気づくりを積極的に行っていきましょう!
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