17LIVEでは、複数人で同時に演奏する演奏配信ができることをご存知でしょうか?離れた場所にいるライバー同士でもセッションができ、配信の幅が広がります。この複数人の音楽演奏を配信する活動を、「セッション配信」と呼んでいます。

この記事では、音楽ライバーの可能性を広げる「セッション配信」について詳しく解説します。セッション配信を使いこなしてもっと17LIVEを楽しみましょう!

■セッション配信とは

個人配信ではなく、複数人で音楽演奏を行いながら音楽配信をする形態のことです。セッション配信には2種類の方法があります。1種類目は、一箇所に集まってセッションする様子を1アカウントで配信する方法です。

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2種類目は、別の場所にいる複数人がオンラインでセッションしてそれを配信する方法です。ライバーが同じ場所にいなくても、複数ライバーの演奏配信を1つの配信に集約し、リスナーにお届けできます。

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今までは、2種類目の別の場所にいるライバーとの配信については音ズレなどが発生するという難しさがありました。それを解決したのが、ヤマハ株式会社さんが開発した、「SYNCROOM(シンクルーム)」というアプリケーションです!

離れた場所にいる人たちが、リアルタイムに音楽演奏をするためのアプリケーションで、今までの問題点となっていた音ズレが大きく解消されることになりました。

■17LIVEでセッション配信するメリット

17LIVEでセッション配信をすることで、たくさんのメリットが期待できます。

遠方のライバーとも気軽にセッションできる

同じ場所に集まらなくてもいいので、移動や場所を借りる手間はかかりません。遠方やなかなか出会わないジャンルの楽器の方ともセッションできるので、気軽にいつもと違う配信を楽しめます。

クオリティの高いセッションでリスナーの滞在時間が長くなる

複数人のセッションで盛り上げれば、リスナーの視聴時間が長くなったり、リスナーにファンになってもらったり、オフラインの演奏会に来てもらったりしやすくなります。

配信の幅が広がる

曲や構成の幅が広がったり、トークが盛り上がったりと、ライバー同士の相乗効果が生まれて、配信の幅が広がります。

新しいファンと出会えるきっかけになる

さまざまなライバーが集まることで、普段出会わないファンと接するきっかけになります。

配信の初心者に優しい

演奏に慣れていない初心者ライバーでも、複数人であれば緊張せずに演奏しやすいといった効果も期待できます。

■オンラインでのセッション配信の方法

同じ場所に集まらない配信の場合は、2つのツールを使います。
・SYNCROOM(シンクルーム)
・Group Call(グループコール)
この2つについて、以下でお伝えしていきます。

🔻SYNCROOM(シンクルーム)とは

SYNCROOMとは、ヤマハ株式会社さんが提供する、離れた場所にいても、一緒に音楽演奏できるアプリケーションのことです。
これまで、オンラインで配信をする場合、音ズレなどの難しさがありましたが、SYNCROOMを使うことで、音ズレが軽減され快適に配信できるようになりました!PCにインストールし、アカウントを設定すれば使用できます。セッション配信が決まったら、早めにインストールしておきましょう。

🔻Group Call(グループコール)とは

Group Call(グループコール)とは、17LIVEの無料のグループ通話機能のことです。最大9名まで参加でき、画面を分割しながら配信できます。

SYNCROOM×Group Callでセッション配信を行うことが可能です!設定方法等の詳細は、「How To セッション配信」のマニュアル資料をご覧ください。下記の資料に、必要な機材やSYNCROOMの設定方法、Group Callへの繋ぎ方などがまとまっています。

マニュアル資料はこちら17LIVEのセッション配信マニュアル 

上記のマニュアルで、うまくいかないときは、「SYNCROOMの使い方」や、「SYNCROOMのよくあるご質問」もご参照ください。動画のマニュアルもあるので、初心者にも分かりやすく実践に移しやすい内容です。

■みんなでセッション配信しよう

同じ場所にいないときも、しっかり準備を整えると以下の動画のような配信になります。1人で配信していたときとは違った楽しさが味わえるはず。普段とは違ったリスナーの反応が見られるといった楽しみも生まれます。仲間同士や新しく知り合ったライバー同士で、いろいろなセッション配信を楽しんでください!

セッション配信で分からないことがあれば、セッション配信を300回以上されている、みるとさんの配信で質問してみてもいいですね。

みるとさんは、セッション配信で、のべ4万アカウント以上を動員した実績があるオカリナ奏者です。2021年2月から、「Live Performers Street」という音声ライブパフォーマーチームを発足し、配信スタイルを確立されています。

みるとさんによるQ&A 配信日程等は、こちらの投稿から確認してください。Live Performers StreetのTwitterにも載っているそうです!実際にやってみて、分からないことは気軽に聞いてみましょう!

■「SYNCROOM(シンクルーム)が引き起こす新しい音楽配信の可能性

先日、2017年からライブ配信をされているベテラン音楽ライバー「Masunari👅益生🎤✨」(https://17.live/ja/profile/r/329301)さんに「SYNCROOM(シンクルーム)」を実際に使用していただき、その感想を伺ってみました👏

––––––実際にセッション配信を行ってみて(「SYNCROOM(シンクルーム)」を使用してみて)いかがでしたか?

Masunari👅益生🎤✨さん(以下、MASUNARI):目新しくて素晴らしい!普段一人で配信をしているからか、今回はグループコールを使用しながらセッションを行うので会話の化学反応が起こって新鮮でした。

––––––「SYNCROOM(シンクルーム)」についてはいかがでしたか?

MASUNARI:使用しているライバーがまだ少ないことから、今から始めるとセッション配信の先駆者になれる可能性もあり、今後の成長性を感じました。

1人で配信をするのとはまた違う魅せ方なので個人配信と「SYNCROOM(シンクルーム)」配信の使い分けによって、飽きずに配信を楽しんでいけそうです。

また、トーク系ライバーがMCとして入ると「MCライバー」という新しい立ち位置ができそうだなと思いました。

そういった点で、アイディア次第では新しい配信の形が生まれそうですよね。

––––––一方で「SYNCROOM(シンクルーム)」で大変だと感じたことはありましたか?

MASUNARI:一番は最初の設定に少し時間がかかること。でも一度設定が完了してしまえばその後は5分程度で配信できるので、最初の設定のハードルをクリアすれば大丈夫だと思います。また、良い環境でセッションするにはPCの用意が必要でしたので、普段からOBS配信をしているライバーは挑戦しやすいと思いますが、スマホだけで配信している人は少しハードルがありそうですね。

––––––最後に

MASUNARI:オンラインだからこそのメリットとして、顔も名前も知らない人と場所を選ばずセッションができるのは魅力ですし、そこから活動の幅も広がると感じました。

ライバー活動の幅が広がる可能性を秘めた「SYNCROOM(シンクルーム)」、今後の活用に大注目です✨

「Masunari👅益生🎤✨」さんが実際に「SYNCROOM(シンクルーム)」を使用して配信した様子

■まとめ

ここまで、セッション配信のメリットと配信方法をお伝えしてきました。同じ場所に集まれる場合はもちろん、遠方の方とでも、SYNCROOMとGroup Callを使ってセッション配信すると楽しさ倍増! なかなか集まれない仲間や、新しく出会ったライバーたちと、場所にとらわれないでセッションができます。音を合わせて楽しく!ぜひチャレンジして、可能性を広げてみてくださいね!