■はじめに

今回は、2024年8月開催の「輝け!イチナナミュージックスター8月Lv.51以上ランキング」(以下、ミュージックスター)で見事1位に入賞したライバーである「.mike.ꪔ̤」さんにインタビューさせていただきました!今回は、ミュージックスター攻略のコツを中心にレポートしていきます。これからミュージックスターへの参戦を考えていらっしゃるライバーの皆さん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■.mike.ꪔ̤さんってどんな人?

2024年8月の「輝け!イチナナミュージックスター8月Lv.51以上ランキング」で見事1位に入賞!ライバー事務所「グッドフェローズ」に所属し活躍中。17LIVEのプロフィールはこちら

■17LIVEで配信を始めたきっかけ

自分が夢中になれるものってなんだろうと模索していた時、テレビでライブ配信というものがあることを知り、やってみようかなと思ったことがきっかけです。初配信は6年前の2018年。配信未経験で何も知らないまま、いきなり配信ボタンを押してスタートしました。1、2人くらいのリスナーさんが見に来てくれたのですが、1人の方が17LIVEについてとても詳しくて、色々と教えてくれました。当時は仕事をしていたので、帰ってきてから夜に2時間ほど、毎日コンスタントに配信していました。週末は夜から朝までロング配信していたこともあります。とにかく「リスナーさんを増やしたい、注目の上位になりたい、そうなるにはまずロング配信でスコア伸ばして、スコアロックしたい」と考えて、週末は長時間配信していました。

■普段はどのような配信をしていますか?

歌と会話はきちんと線引きする

主に歌っています。6割が歌で、あとは雑談という感じです。少し話したら3曲メドレーで歌うなど、会話と歌は分けるようにしています。

この6年間で配信スタイルが変化していった

配信を始めた当初は、「歌いたい!」という気持ちが強く、音楽ライバーとして活動することを目指して、素を出さず、かわいく見えるよう工夫して歌っていました。17LIVEでは、歌が上手い人が本当に沢山いて。その中で戦っていくためにはどうすればいいのか考えていました。その結果、「才能がある人には勝てない。でも武器はひとつじゃない!自分にできることを少しづつ重ねていって、何よりリスナーさんに楽しんでもらうことを第一に考えよう!」という答えに至りました。今はただ歌うだけでなく、曲に合わせた被り物を被って歌ったりしています。今では、その被り物が4、50個も揃ってしまいました(笑)リスナーのみなさんには面白く思ってもらえているようで、芸人と言われているくらいなんです。6年前は真面目に歌っていましたが、今ではふざけながら楽しんで聞いてもらう方向にシフトチェンジした感じですね。リスナーさんが癒されたり、気持ちよく見てもらえることを心掛けて配信しています。

自分のペースに合わせて配信時間も徐々に変化

今は1日2、3時間で基本的に夜に配信しています。週末ロング配信から短時間に切り替えたのは、イベントで入賞ができるようになってからですね。6年前は、長い時間配信した方がいいとか、毎日きっちりと決まった時間に配信しないと怒られる雰囲気があったんです。けれど、配信時間を明確にしたくても仕事をしているとそれが難しい時もありましたし、自分の性格もマイペースな方なので、決まった時間に配信となるとそれが義務感になってしまって疲れるんじゃないかと思って。それからは「大体この時間くらいに始めます」というくらいアバウトにしか伝えないスタイルに切り替えました。継続するためには自分に合った方法で配信した方がいいと思ったんです。6年経って、自分のペースを守らせてもらえているからこそ続けられていると実感しています。

■ミュージックスターに参加を決めた理由は何ですか?

参加理由は大好きなぬいぐるみを手に入れるため

ぬいぐるみが好きなのですが、今回ミュージックスターのぬいぐるみが新しく増えていて、「欲しい!」と思ったことが参加の理由です。正直、1位になりたくて参加したわけではなかったのですが、割と早い段階でぬいぐるみ目標を達成させてもらって、せっかくだからこのまま進もうか!とリスナーさんと一緒に駆け抜けた感じでした。まさか1位になるとは思っていなかったです。気がついたら、音楽イベントで初めて1位とったんじゃないの?と驚きました。

リスナーさんに応援してもらうための工夫はありますか?

ゲーム感覚でプレゼントを用意

イベントに参加する前に、イベントギフトの中にランダムギフトがあるか、それはどんな内容かチェックしました。ランダムギフトの中の特定のギフトが連続で出たらとか、大当たりが出たらなど、ゲームのように設定してプレゼント企画をしました。とにかくギフトを送って応援しなきゃ!ではなくて、ゲーム感覚でみんなで楽しみながらできるという雰囲気を大切にしたいなと思って。プレゼントは、夏なら涼しげなもの、冬なら温かみのあるものなど、季節を反映したプレゼントを用意しました。オリジナルグッズも作っています。マイイベのプライズみたいな感じですね。プレゼントの内容は、臨機応変に変化させようと思っていたので、イベントが終わってから何をプレゼントしようかな、と考えていました。

煽らない、ねだらない

ギフト数をルームデコに書いたりするのが苦手なんです。あとこれくらいギフトが欲しいな、お願い!って煽ってる感じが出るのが嫌なんです。順位は確かに気になるけど、そればかり気にしていると表情に出てしまうし、伝わると思うから楽しい配信できないと思って。ふざけて配信中に煽ることはあるけど、数字だけで判断するのは違うんじゃないかなって考えなんです。それよりリスナーさんに楽しんでもらうことを意識しています。

短時間で全力勝負

イベント中の配信時間は基本的にいつもと変えていません。締め日のみ、ラストまで配信するなど、配信時間をずらすだけでロング配信することはほとんどないですね。長い時間配信しても、グダグダしてしまう気がして。決まった時間内にできる限りのことをやりきるようにしています。経験上、ロング配信は「疲れたな」ってグダった感じが映ってしまう気がして、それだと配信をしている意味がないと思うんです。ギフトを頂くってことはやったことへの対価。自分がリスナーさんに何かをあたえたその対価。ギフトは集めるものではなく、自分が何かやったことに対して頂けるものだと捉えています。自分の力が出し切れる時間で全力でやることを心掛けています。

最終日の最後は決まった流れで

最終日ラストランで15分の間に3曲歌っています。自分の歌を最後に歌うって決めていて、このスタイルはずっと変えていないですね。仲良くさせてもらっているライバーさんが来てくれたりするのもすごく嬉しくて。自分も仲いいライバーさんがイベントに出ている時はラストランを見に行ったりしていますが、締めに駆けつけてくれると本当に励みになるんですよね。ラストに自分の曲を歌って、みんなが投げてくれて、応援してくれて終わる感じが本当に温かくて、いつも泣いてしまいます。

■イベントに参加していない普段の配信と比較して、ミュージックスター中の配信で気をつけていたことはありますか?

普段通りを心掛ける

タイムラインを書くくらいですね。結果を残させてもらったら、17LIVEのタイムラインやInstagramに「ありがとうございました」とお礼と感謝を伝えさせてもらいますが、あとは普段とあまり変わらないかもしれないです。というか、できるだけ普段と変えたくないんです。あまりにも普段と変化をつけすぎると、ギフト投げて!という雰囲気になってしまう気がして。そういう雰囲気を出したくなくて、できるだけ普段と変わらないように心掛けているところはありますね。それでも年に2回だけ、ガチ参戦して「ワガママ言わせて」って宣言してます。誕生日と、年末などです。投げなきゃと思わせたくないので、何位になりたいとかそういうのは伝えないですが、ガチ参戦のときにはタイムラインに書いたりはしてます。

■ミュージックスターで上位になるために、これから参加する新人ライバーさんにアドバイスがあれば教えてください

思わず応援したくなるようなライバーになること

上位になりたいという気持ちは、イベントに参戦するタイプのライバーであれば誰しも抱くものだと思います。その時に、なぜ1位になりたいのか、なぜそのプライズ欲しいのか、そもそもなぜこのイベントに参戦するのかを一度考えてみるといいかもしれません。自分の「ここ」という目標や理由を把握して、それをリスナーさん達にきちんと伝える。やみくもに取り組むのではなくて、目標達成のその先に何があるのか、きちんと伝えないと応援してもらえないのではないかと思います。自分が1位になりたいという思いより、みんなが1位にしてあげたいと思ってもらえるようなライバーになることがポイントなのかもしれません。応援をしてくれるのはリスナーさんですし、頑張ってるのもリスナーさんです。だから、リスナーさんの気持ちが一番大事だと思うんです。実際、「1位にしてあげたい」と思ってもらえた人が1位になってるのではないでしょうか。今回の思いもよらぬ1位獲得も、リスナーさん達にそういう気持ちになってもらえたからこその1位だと思っています。

■さいごに

とてもリスナー思いで、誠実な.mike.ꪔ̤さん。リラックスした表情で、これまでのご経験を語ってくださいました。リスナーさんへのコメントをお伺いしたところ、思ってもみなかった音楽部門での1位を頂けて、びっくりな気持ちの方が大きかったけれど、ここまで6年配信してきて、長く続けてきたからこそ昔描いていた夢が叶って、今こうした景色を見せてもらっているんだなと思います。この道をつないできてくれた方、今も居てくれてる方達に感謝しています。ありがとうございます!というお言葉をいただきました!

いつも気遣いを忘れず、みんなを楽しませたい!という気持ちが、リスナーさんを惹きつける秘訣なのかなと感じました。.mike.ꪔ̤さん、貴重なご経験をたくさんお話しいただき、ありがとうございました!