■はじめに

今回は、2024年6月開催の「巻き起こせ!新人ライバーの疾風!vol.68」(以下、疾風)で見事1位に入賞したライバーである「影plus」さんにインタビューさせていただきました!今回は、疾風攻略のコツを中心にレポートしていきます。これから疾風への参戦を考えていらっしゃるライバーの皆さん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■影plusさんってどんな人?

2024年6月の「巻き起こせ!新人ライバーの疾風!vol.68」で見事1位に入賞!「17LIVEダイレクトライバー」として活躍中。17LIVEのプロフィールはこちら

■17LIVEで配信を始めたきっかけ

顔出しせずに配信できるアプリを探していた

元々、リアルライバー中心のアプリで2年ほどリスナーとして活動していました。ライバーとして配信をやりたい気持ちはあったのですが、顔出しに抵抗がありました。顔出しをせずに配信できるアプリを探していると、ちょうど17LIVEでVライバーを募集しており、すでに配信できる環境は整っていたので、17LIVEで活動することに決めました。

しっかりと準備をしてからの初配信

2024年4月20日が初配信だったのですが、初配信前の準備期間はアバターを探したり、どんな配信をしていくか考えたりしていました。同時にしっかりリス活もして、Vライバーさんたちと交流をしました。以前活動していた配信アプリで視聴していたリアルライバーさんと、17LIVEで見るVライバーさんの違いを感じることもできました。顔出ししているライバーさんは、表情で感情表現ができるのに対して、Vライバーさんは声だけで感情表現をします。その難しさを目の当たりにして、自分がこれからどういうライバーになりたいかなどをきちんと考えることもできました。そして準備期間中に沢山の方と交流できたことで、初配信は比較的見に来てくれる方も多く、スムーズに終えることができたように思います。

■普段はどのような配信をしていますか?

雑談メインでリスナーさんとコミュニケーションを深める

9割雑談、1割は歌とゲームという感じです。元々、人と話すのが好きなので雑談中心にすることにしました。長時間配信する時のサポートとして、歌とゲームを取り入れています。17LIVEは他の配信媒体と比べて「ライバーとリスナーの距離が近い」という印象があったので、スタイル的にも雑談が合っているような気がしています。

配信中心掛けていること

1人のリスナーさんと1対1で対応するのではなく、リスナーさん全員に話題を振ったり、声掛けすることです。全員に声をかけて、反応があればその人と話す。そしてその1人と話した後、そこから話を広げてまた全員に話を振る。全体を巻き込むことで、コメントにもつながってくると感じています。初めて行く枠だと「なんてコメントしようかな」なんて戸惑うこともあると思うのですが、全員に話題を振ることでコメントしやすい環境作りができるというか。僕自身、リスナー歴が長かったので、こんな枠だと参加しやすいんじゃないかなと考えて枠作りをするように心掛けています。リス活の経験が役立っていると思います。

配信を始めた当初の目標

Vライバーは声を使ったライバーです。いつか声優イベントに参加したり、アニメーションに自分の声を吹き込みたい、声に関わることがしたいという目標を持って配信を始めました。昔からアニメが好きでよく見ていて、声優に憧れがあったんです。Vライバーは、キャラクターに声を吹き込むという点がアニメと似ていると感じていたので、とてもやりがいがあります。最終目標として、YouTubeでオリジナルアニメを製作し、そこで声優をやってみたいです。現在17LIVEでみなさんに応援していただいたものを大切に残しておき、それを資金としていつか役立てられたらいいな、と考えています。

■疾風に参加を決めた理由は何ですか?

プライズを揃えたかったことが最初のきっかけ

簡単な言葉になってしまいますが、プライズが欲しかったからです。前月、進撃に出た後レベルが29になり、このレベルだったら疾風のプライズも貰いたいなと思い、リスナーさんに相談して参加を決めました。レベル30の中盤ギリギリで参加しました。いつか声優イベントにも参加したいので、それに向けて自分の枠を伸ばしていきたいという思いもありました。実際、疾風を通じて新たな出会いも沢山あり、参加して良かったなと感じています。

疾風に参加するために準備していたことはありますか?

企画、プライズはユニークに

5月の進撃終了後、疾風まで1ヵ月切る頃に疾風の参加を決め、準備を始めました。企画の内容やマイイベのプライズをどうするか考えました。何をプライズにしたら喜んでもらえるのか、アーミー様に相談させてもらったりもしました。マイイベは疾風の15日間全ての期間を対象に行い、プライズとして絵、アクリルキーホルダー、アイコンリングなどのグッズを製作しました。17LIVEでリス活をしていると、みなさんユニークなプライズを用意されていて。リスナーさんの意欲にも繋がるのではと思い、少しでも楽しんでもらえるように考えました。企画の内容は、セリフを読むものや、疾風最終日の24時間ライバー雑談コラボリレーなどです。コラボリレーとは、24時間の間に26名のライバーさんにお越しいただき、1人約30分雑談するという企画です。これはイベント最後まで走りきれたひとつの要因にもなりました。

イベント中は沢山の方との交流に支えられた

コラボリレー企画に参加してくれた方々は、リス活で知り合ったライバーさんだったのですが、夜中や朝方など、参加するのが大変であろう時間帯にもかかわらずご協力いただきました。レベルも様々なライバーさんと交流できましたし、そのライバーさんのリスナーさんも遊びに来てくださったりして、とても盛り上がりました。僕はOBS配信をしているので、ライバーさん方にはディスコードというアプリに来ていただいてコラボするという形式をとりました。事前にきっちりとスケジュールを組んで、約束した時間に来ていただくという感じです。本来、イベント最終日はプレッシャーに押しつぶされそうになる方も多いと思うのですが、疾風最終日はコラボ企画のおかげでバタバタと忙しく楽しい時間を過ごせたので、思いのほか緊張せずに参戦できました。また、信頼できるアーミー様たちが24時間入れ替わりながらフォローしてくださいました。皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

疾風へ参加する上で、目標はありましたか?

中間日から目標が1位に変化

毎日ギフト100個を目標にしていました。行けるところまで行けたら嬉しいな、くらいの気持ちで挑んだのですが、接戦ギリギリで1位をとれた中間日から、最終目標1位を狙えるのでは?と思えるようになりました。多くの方に応援していただいて、もしかしたら夢を見させてもらえるんじゃないかって気持ちが芽生えて。皆さんに後押ししてもらえたような感じがしました。

■普段の配信と比較して、イベント中の配信で気をつけていたことはありますか?

居心地の良い枠づくり

初めて来てくれるリスナーさんにも、楽しく居心地がいいなと思ってもらえる雰囲気にしたくて、常連リスナーさんと事前に相談し、一緒に枠づくりに協力してもらいました。上の順位に入ると新規リスナーさんが増えます。それはイベントに出る意義のひとつでもありました。今後のためにも沢山の人に知ってもらいたいという気持ちもあったので、できるだけ初見の方でも楽しんでもらえるよう、気を付けました。

これまでの経験や積み重ねを活かして

また、緊張感が出すぎるとリスナーさんも居づらくなると思ったので、できるだけいつも通りの僕でいることを心掛けました。実際、進撃に出た時に緊張しすぎてうまく話せないという経験をしたので、その時の失敗を疾風で活かせたと思います。そして、普段からリス活をしてライバーさんとの横のつながりを大切にしていました。17LIVEを始めてまだ短い期間ではありますが、強いつながりができたおかげで、コラボリレーにご協力いただけました。普段からコツコツと積み上げてきたものが形になったのかな、と思います。

イベント期間中の配信時間

普段は仕事の後、1日に1度配信をすることがほとんどでしたが、イベント期間中は平日の朝、仕事を行く前や昼、夜から夜中など、色々な時間に配信してできるだけ多くのリスナーさんに来てほしいという気持ちで1日2度くらい配信しました。ただ、不定期に配信することはリスナーさんにとってはいつ見に行ったらいいのかわかりにくいかと思い、Xやタイムラインを使って1週間ごとの配信時間の通知を流すようにしていました。土日は平日短い時間しかできない分を補填するように長めの配信を心掛けました。

応援してもらう工夫

初日、中間日、最終日の3日間は見てもらえるけれど、それ以外の日は見に来てもらえないことも多いと聞きました。それならば1日ごとの目標を作って、それに向かって頑張りたいと思い「毎日ギフト100個目標」を掲げることにしました。リスナーさん側からしても、目標の提示があると一緒に駆け抜けようという気持ちになっていただけるのではないかと思ったからです。ありがたいことに、この目標を大幅に越した日もありました。達成できない日も、次こそは目標達成のために頑張ろうと士気が上がるように感じました。ギフトを頂く度に、画面に個数を表示し、目標と結果が見えるように提示して、状況を見やすく、わかりやすくなるよう工夫しました。

疾風参加後の変化

イベントに出ていない時でも以前より枠に来てくれるリスナーさんが増えました。5人程だったアーミー様も、イベントが終わると倍に増えていました。応援したいという気持ちで入ってくれたことが本当に嬉しいです。仲間が増えて、より枠を楽しくできるような気がします。今後もこの流れを続けていけたら、夢に一歩近づけるのかなと期待が膨らみます。今回、少しでも上に行きたいという目標をリスナーさんたちが押し上げてくれて1位になることができました。正直僕自身びっくりしていましたが、みなさんの支えがあってこその1位であることを実感することができました。

■疾風で上位になるために、これから参加する新人ライバーさんにアドバイスがあれば教えてください

繋がりを大切にする

皆さんが思っている以上に、ライバーさんやリスナーさんとのつながりを大事にすることです。順位はどうあれ、ギフトをいただいたその気持ちを忘れずに、毎日コツコツと配信していくことで僕を見つけてくれる人も増えてくれるのかな、と考えています。実際ライバーさんの紹介から出会えた縁もあり、横のつながりを軽視せず、イベント期間中でもリス活で来てくれたライバーさんを中心に、他にもお世話になった方の枠に行くなど、短い時間でもリス活をして交流することの大切さを感じています。

■さいごに

落ち着いていて、分析力に優れた影plusさん。ハキハキとわかりやすい言葉でこれまでのご経験を語ってくださいました。リスナーさんへのコメントをお伺いしたところ、「本当に、プライズ達成できて少しでも上に行けたら、という目標で参戦したのですが、みなさんの沢山のご協力があって、1位になることができました。みんなで作り上げた枠だと思ってるので、感謝の気持ちをもって活動を続けられたらいいなと思います。これからもよろしくお願いします。」というお言葉をいただきました!

ご自身のリス活経験から、誰でも居心地のいい枠をつくりたい!という気持ちが、リスナーさんを惹きつける秘訣なのかなと感じました。影plusさん、貴重なご経験をたくさんお話しいただき、ありがとうございました!