■はじめに

今回は、2023年8月開催の「新人ライバーの進撃 vol.72」(以下、進撃)で見事1位に入賞したライバーである「うなぱん📛🐼」さんにインタビューさせていただきました!今回は、新人ライバーの進撃攻略のコツを中心にレポートしていきます。これから新人ライバーの進撃への参戦を考えていらっしゃるライバーの皆さん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 うなぱん📛🐼さんってどんな人?

2023年8月の新人ライバーの進撃で見事1位に入賞!ライバー事務所「サムシングファン」に所属し活躍中。17LIVEのプロフィールはこちら

■17LIVEで配信を始めようと思ったきっかけ 

配信を通して演劇に触れたい

インスタグラムで声をかけてもらったことがきっかけです。以前、学校の演劇部に所属していて、出場したかった大会があったのですが、受験などの理由で参加することができず後悔していました。ライブ配信をきっかけに、また演劇の世界に触れることができればいいなという思いもあり、挑戦してみることにしました。

■初配信のときのエピソードや配信内容について

初配信前に1ヶ月前からリス活

17LIVEで配信をしようと決めたときから、高校生でイベント1位を獲得して歴史に名を残したい!という気持ちがありました。まずは「高校生」であることがわかりやすいアイコンを作ることから始めました。そして通学時間を利用して、1日50人の配信を見に行くなどのリス活を始めました。その中で出会った、自分と同じ初心者のライバーのみなさんから紹介されて、ギャングスター(※)の方の配信を見に行き、自分のことを宣伝してもらったり、「250~500人集まってから初配信をした方が負担も少なく楽しく続けられるよ」と教えてもらいました。それを聞いて、「初配信前にフォロワーを500人集める」ことを目標に、リス活と合わせてインスタライブでリスナーさんとのコミュニケーションをとって初配信に備えていました。

※ギャングスターとは・・・ギャングスターとは、ギャングの作成者です。ギャングとは、招待された人だけが加入できるプライベートチャットグループで、ギャング内のグループチャットを通じてライバー、リスナー同士で交流を楽しむことができます。

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初心者だなと実感した初配信

リス活に励んでいるなか、事務所が企画したイベントがあると聞き、フォロワーはまだ390人ほどで500人に達していませんでしたが、急遽前倒しで初配信することになりました。初配信は朝6時から夜22時まで長時間頑張りました。リス活を頑張っていたおかげか、たくさんの人が見に来てくれてとても嬉しかったです。1ヶ月ずっとリス活をして様々なライバーの配信を見てきましたが、想像していたよりもコメントを返す作業が難しくて驚きました。丁寧に回答したいのに、ひとつひとつのコメントに追いつけなくて、自分はまだまだ初心者だな、と実感しました。

 ■イベントに参加した理由をおしえてください

高校生のうちに1位をとってみたい!と思った

17LIVEを始めたばかりで、どんなイベントがあるのかもわからない状態だったのですが、インスタライブでフォロワーさんに、新人イベントについて詳しく教えてもらうことができました。その中でも、進撃で上位になれたライバーは後々トップライバーになる方が多いと聞いて、興味を持ちました。高校生ライバーの配信は22時までという制約がある中、どこまで登り詰められるか試してみたい、新人のうちにどれかのイベントで1位になりたい!という思いが大きくなりました。疾風は初配信と同じタイミングで途中参加となってしまったので、進撃で勝負してみることにしました。急遽決めた参戦でなにも準備できていなかったのですが、初配信前のリス活と、先に参加していた疾風が準備の代わりとなり、応援してくれるリスナーさんも多く、すぐに参戦できる状態になっていました。

 ■イベントの目標はありましたか?あった場合、どのような目標でしたか?

リスナーさんに後押しされて目標を1位に変更

最初は3位以内を目標にしていました。ぬいぐるみが欲しいなと思っていて。ですがリスナーさんが「3位でいいの?」と言われて、確かに高校生の今、1位になりたいと思い、リスナーさんに後押しされる形で、目標を「1位」に変更しました。

 ■新人イベントでリスナーに応援してもらうために行った工夫はありますか? 

自分の意思をはっきりと伝える

「私はこのイベントで1位になりたい」という意思をはっきりとリスナーさんに伝えるようにしていました。私自身の気持ちや思いにブレがあるとリスナーさんもどう動いたらいいのかわからないと思うので、方向性を伝える作業はとても大切だと実感しました。あとは、とにかく笑顔で楽しく、応援しやすい雰囲気を作ることも意識しました。イベント中はプレッシャーを強く感じることもあり、弱音を吐いてしまったこともあって。リスナーさんを心配させないように、なにより自分自身が楽しくないとそれが伝わってしまうと思って、笑顔でいることを心掛けました。

時間の制約がある中、早朝から長時間配信

配信時間の制約がある中、どうしたらほかのライバーに圧倒的な差をつけられるのか考えていました。周りと1ケタの差をつけることができれば、高校生でも1位になれる可能性があると聞き、どうしても1位になりたい!とリスナーのみなさんに想いを伝え続けました。そして毎日、早朝から9時間以上の配信。出だしが好調で、最初から上位に食い込むことができましたが、頑張っている姿を見てもらいたくて、休みを設けずに努力しました。

■イベント中の配信で気をつけていたことはありますか?

楽しい雰囲気を演出するため、常に笑顔で配信

リス活をする中で、「リスナーさん達は癒されたり元気をもらったりしたくて見に来てくれることが多いから、悲しい顔やテンションが低い姿だと楽しめないし、また来たいと思ってもらえない」と話しているライバーさんがいました。それを聞いて「その通りだな」と強く共感しました。それからは、配信するときは必ず笑顔でいること、楽しい雰囲気にすることを心掛けていました。

 ■イベント参加中に困ったことはありましたか?どう対処しましたか?

注目されて焦りを感じることも

思っていたよりも早くランキング上位になり、たくさんのリスナーさんに注目してもらえるようになったことで、焦りを感じてしまいました。自分の配信内容が良いものなのか自信がなくなり、プレッシャーに押しつぶされそうになり、気持ちの整理をするのが難しく、体調も優れなくなったりもしました。トップライバーの方も見に来てくれたり、ランキングにも載ってとても嬉しい半面、「自分が憧れていた世界に飛び込んでいるんだ」と思うとどうしていいかわからなくなることもありました。その度にリスナーさんが、大丈夫だよ、応援しているからと声をかけてくれて、強い気持ちを取り戻すことができました。

 ■新人イベントで上位になるために、これから参加する新人ライバーさんにアドバイスがあれば教えてください。

ライバー同士の横のつながりを大切にする

自分の意思を最後まで曲げないことが大切だと思います。「私はこういう目標に向かって頑張る」とわかりやすくリスナーさんに伝え続けることで、応援してもらいやすくなったように感じました。また、長時間配信は苦手だったのですが、それにも挑戦し続けたことで、リスナーさんに頑張りを認めてもらえたような気がしています。あとは、横のつながりを大事にしていたことも良い結果につながった理由のひとつだと思います。見に来てくれたライバーさんの枠に、来てくれてありがとうとお礼をしに行ったりと、周りも巻き込んで、仲の良いライバー同士で応援し合って元気をもらったりしていました。

■さいごに

ふんわりとした雰囲気のうなぱん📛🐼さん。初々しく可愛らしい声とフレッシュな笑顔で、これまでのご経験を語ってくださいました。リスナーさんへのコメントをお伺いしたところ、「病んだ時期もずっと一緒にいてくれて、支えてくれてありがとう。なによりもそれが今一番伝えたい言葉です。これからも応援してもらえたら嬉しいです。」というお言葉をいただきました!

明るい笑顔でみんなに元気を届けたい!という気持ちが、リスナーさんを惹きつける秘訣なのかなと感じました。うなぱん📛🐼さん、貴重なご経験をたくさんお話しいただき、ありがとうございました!