■はじめに

今回は、17LIVEのライバーに「リスナーさんの言動で困った経験はある? 」というアンケートにご回答いただきました。「ある」と回答したライバーが65.2%という結果になりました。ここでは実際にどんなことで困ったのかを紹介していきますので、これから配信を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

■調査概要

  • 調査期間:2023年1月13日〜2023年1月27日
  • 調査方法:17LIVEアプリ内メッセージにて、任意回答
  • 調査人数:17LIVE 準認証・認証ライバー(901人)

■嫌がっているのが伝わらない・・しつこいコメント

配信中にしつこくコメントをされて困ったというライバーが多くいました。

  • コメントが毎回長いのと読み間違いを毎回指摘されて正しく読むまで何度も読み返しをされた
  • ミスに対する激しくてしつこいツッコミが辛かった
  • 自分の分からない話を永遠にされて困った。コメントは飛ばして対応、しつこい場合はブロックした
  • 嫌がってるのにしつこいコメントが続いたので止めて欲しい旨を伝えた

ファンゆえの強い気持ちが行きすぎてしまったのか、ライバーが経験した困ったさんとして挙げられていたのは、しつこい絡みやコメントをしてくるリスナーさんでした。対処法としては、まずはやめてほしい旨を素直に伝える、しつこい場合はブロック、という方が多かったです。

■純粋な応援のはずなのに・・見返りを要求された

見返りを要求されて困ったというライバーも多くみられました。

  • これだけギフトを投げたのだから会いたいと言われて困った。が、「少ない!」と返して対処
  • ギフトを投げた分を返してほしいと言われた
  • 他のライバーさんが遊びに来てくれたが、私にギフト投げに来て下さいと言われた

投げ銭やギフトなどは本来応援の気持ちで送るもののはずですが、その見返りを求められてしまうことがあるようです。中にはリスナーだけでなく、同じライバーから言われてしまったケースも。応援の気持ちには感謝をして、そっとスルーしていきましょう。

■独り占めしたい気持ちが強すぎる・・配信独占系

より多くのリスナーに聞いてもらえるようライバーが努力している中、配信を独占する困ったリスナーさんの行動が挙げられました。

  • 配信を独占しようとした人がいたので注意した
  • 「自分だけの話を聞いて!」「自分だけを見て!」といった、周囲にいるリスナーさんの迷惑を顧みない極めて自己中心的な発言でコメント欄を埋めつくされた
  • 他の人が話に入る余地もないほど枠を独占された

ライバーにとってリスナーとのコミュニケーションは大切なものです。ライバーは、限られた時間で多くのリスナーと交流したいという思いを伝えて、独占をしないようにまずは呼びかけて見るのが良いでしょう。リスナーも、ライバーがたくさんのリスナーと良い関係を築けるよう、自分を見てほしい!絡んでほしい!という気持ちはグッと押さえて、みんなで配信を盛り上げていきましょう。

■それは失礼すぎる・・他枠や他のリスナーさんへの批判や愚痴

自分以外への批判コメントに困ってしまった経験のあるライバーもいるようです。

  • 他のリスナーさんの悪口を言い始めて困った
  • 他のリスナーさんへの不満や悪口。関与しない姿勢を保っている
  • 大切なリスナーさんの悪口を言われた時、イエロ〜カードを出してもおさまらずやむを得ずブロック
  • 他のリスナーさんへの悪口。注意しても繰り返す場合にはブロック

自分に対するコメントなら直接対応もできますが、他者への批判は対応に困ってしまいますよね。こちらについてはスルー、というのが基本の対応としてみなさん心掛けていることでした。

■マナー違反では?・・他枠の宣伝をされた

他の枠の宣伝をされて困った、というライバーもいます。

  • 他のライバーの告知をされた
  • 突然来て他枠の宣伝された。事前に断ってからにしてほしいとお願いした。
  • 他のライバーの宣伝をしつこいくらいに、宣伝される
  • 他の枠の話の自慢

応援しているライバーをもっと盛り上げたい!という気持ちからかもしれませんが、自分の枠で他者を宣伝されてしまうのは困ってしまいますよね。現役ライバーの対処法としては、他枠の宣伝は控えてほしい旨を伝える、宣伝したい場合は事前に相談してもらうようにする、となっていますのでぜひ参考にしてみてください。

■あまりにひどい場合は対応を考えましょう・・暴言系コメント

配信中の暴言コメントが辛かったというライバーも。

  • 暴言に近い発言をされたことがある。会話のキャッチボールが出来ないような方ならブロック
  • 暴言を吐きリスナーさんに噛み付く方は即ブロック
  • 配信内容をけなされて暴言を吐かれた。同調しつつもすぐ次のコメントへの対応に切り替え
  • 暴言をはかれ、リスナーさん同士が言い合いになってしまった。一旦配信を落として落ち着いてからつけ直した

軽く受け流す、切り替えるために配信を一度終了する、という対応をとるライバーもいました。一方、こういった暴言系コメントをするリスナーさんについては、それがあった段階ですぐにブロックをするという対応も多くみられました。

■取り合わないように注意・・下ネタ系コメント

暴言とは少し違いますが、下ネタコメントを送られた経験のあるライバーもいました。

  • 下ネタばかり振ってくる人がいた。コメントを読まないようにしても続いたため、やめてほしい旨をはっきり伝えた
  • 下ネタが行き過ぎる時があるので、それはやり過ぎ〜とIKKOさんのマネで対処

対応策としては、やめてほしいと伝える、笑顔でスルーして乗り切る、DMでフォローする、など見えない努力をする姿も垣間見られました。

■まとめ

今回の記事では、多くのライバーが遭遇してしまった様々なタイプの困ったさんのエピソードと、その対処法をご紹介しました。

これから配信をしていくライバーは、ここで挙げたようなことが起こり得るということも頭の片隅にいれつつ、いざという時に困らないよう、対策についても押さえておくと良いでしょう。とはいえ、毎回の配信でリスナーさんに楽しんでもらおうと、日々努力したり気遣ったりしているライバーにとって、こういったネガティブな経験はライブ配信継続のモチベーションを削いでしまう理由にもなり得ます。ライバーは基本的にそういったものには取り合わずにやり過ごしているようですが、ライバーだけが努力するのではなく、リスナー側もその場にいるみんなが気持ちよく過ごせるように配慮する必要があります。

また、決して迷惑行為は容認されるものではないので、ライバーは状況に応じて通報も検討し、リスナーは今一度自分自身のマナーを確認してみんなで協力して楽しい場を作っていきましょう。

お困りの際の通報方法などは以下の記事をご確認ください。