■はじめに

配信を行ううえで、リスナーの気持ちを理解することは、自分の配信を気に入ってもらうためにも、自分の配信を見つけてもらうためにもとても重要です。この記事では、リスナー活動、いわゆる「リス活」についてご紹介したいと思います。

■「リス活」とは?

「リス活」とは、リスナー活動の略で、「自分自身が、他のライバーの配信を見て、リスナーになること」を言います。

自分が見る側のリスナーになってみることで、リスナーが配信を見ている時の「感じること」や「見え方」などが理解できます。自分が配信しているだけでは、思いつかなかった工夫やアイデアをたくさん発見することができます。

自分の配信とジャンルが同じルームや、目標にしたい先輩ライバーのルーム、人気のルームと、さまざまなジャンルのルームをたくさんのぞいてみましょう。

■なぜ「リス活」が重要なのか

「リス活」は、自分の配信活動をより向上させていくために必ず行うべき活動です。

では、なぜ「リス活」が自分の配信活動の役に立つのか。「リス活」を行なううえでの、メリットをいくつかご紹介します。

横のつながりを増やせる

「リス活」をすると横のつながりを増やすことができます。まずは自分から行動を起こし相手に知ってもらうことが大切です。他のルームを見にいくことによって、そのルームのライバーやリスナーと知り合うことができます。

自分の配信でも、遊びに行ったルームの話やライバーのシェアをしたりと、できるだけ遊びに行ったルームのライバー活動に協力してみてください。自分から相手に好意的な印象を与えることで、場合によっては相手も自分の配信枠内に遊びに来てもらえることがあります。

このように、「リス活」をすると、ライバー仲間やリスナーを増やしていくきっかけになるので、どんどん活用していきましょう。

リスナーの気持ちが理解できる

一番のメリットは「リスナーの気持ちが理解できる」ということです。普段の自分の配信を、「リス活」を行い、リスナー目線で見てみると、

「こんな風に話しかけられたら嬉しい」
「もう少し目線を上げて話した方が楽しそう」

など、たくさんの改善ポイントが見えてくると思います。その点こそが、「リス活」の重要ポイントです!他の配信を見ていないと、自分の配信を「このままでいいや」と思いがちですが、実は、リスナーはそうは思っていないかもしれません。

ぜひ、たくさんのルームを見にいって、自分の配信ルームの中で、もっと改善できるところはないか探してみてください。

アプリの機能に詳しくなれる

「リス活」をすると、リスナー側がどんな機能が使えるのか、画面はどんな風に見えるのか、ということを体験でき、アプリの機能により詳しくなることができます。

「エールを贈る時は、こんな画面になるんだ」
「Pokeが来る時は、こんな風に来るんだ」

など、配信側ではない画面も知っておくことで、リスナーとの話に厚みができ、より身近に感じてもらうことができます。

「画面にアイコンがあるけど、使い方がわからない」というライバーも「リス活」をすることで、自然にさまざまな機能を学ぶことができます。

■「リス活」をするときの注意点

自分の配信時間を圧迫しないようにしよう

「リス活」が大切だということは、理解していただけたと思います。しかし、「リス活」に時間をかけ過ぎてしまい、自分の配信時間が短くなってしまっては、元も子もありません。

配信時間が長ければ、それだけリスナーがルームを訪問してくれる可能性も高くなり、その分だけギフトの数も伸びる可能性が高くなります。「リス活」は、必ずやった方がいい活動ではありますが、自分の配信時間はしっかりと確保し、余力の時間で「リス活」をしていくことをおすすめします。

「リス活」中も、あなたの大切な時間を使っている、ということを意識して、配信を楽しみつつも参考にできる点をしっかりと探していきましょう。

「リス活」中に自分のことばかり宣伝するのはやめよう

「リス活」は他のライバーの配信ルームにお邪魔させてもらっている状態です。その中で自分のアピールばかりしていると、そのルームのライバーやリスナーは、不快になってしまう可能性があります。

「リス活」中は、そのルームのライバーの話を中断しない、よく話を聞く、リスナーとばかり話さない、ギフトを贈る、コメント等を通じてリアクションをするなど、そのルームの配信に協力する姿勢を見せましょう。

■まとめ

この記事では、配信を続けていくうえで大切な「リス活」についてご紹介しました。「リス活」をするときは、自分の配信活動を向上させる、という目的意識をしっかりと持って行うことが大切です。

様々なタイプの配信を参考にして、自分に合った配信スタイルを作っていき、よりリスナーに指示される配信ルーム作りをしていきましょう。