1割強の従業員がコロナを契機に地方移住を実現。 さらに約4割の従業員が今後の移住を検討している、と回答。 完全リモートワーク制度により多様化する“働き方”を初公開

〜北は北海道から、南は沖縄・宮古島まで。居住地にとらわれない働き方がノーマルに〜

17LIVE株式会社(東京都港区、代表取締役:小野 裕史、URL:https://jp.17.live/)が運営する日本No.1(※1)ライブ配信アプリ「17LIVE(ワンセブンライブ)」は、コロナ感染拡大前後における比較調査として、全従業員を対象に「働き方」に関する社内アンケート(※2)を実施いたしました。調査の結果、通勤可能圏内である首都圏以外に居住する従業員が全体の11%に上っているほか、今後「引っ越し・移住を検討している」と回答した割合が約40%に上っていることも判明し、ウィズコロナ期においてワークスタイルやその考え方が多様化している実態が浮き彫りとなりました。首都圏以外に居住する従業員の居住地は、北は北海道・札幌市から南は沖縄・宮古島まで多岐にわたっており、居住地にとらわれないワークスタイルを従業員と企業とが追求した結果と見ています。

2021年、総務省が公表した住民基本台帳の人口移動報告書(外国人含む)によると、東京23区は、現在の集計方法となった2014年以降では初めて、転出者数が転入者数を上回る「転出超過」となりました。コロナ禍を契機とするリモートワークの普及などで、人口が密集する都心を離れる動きが進んだと見られています。

「17LIVE」では、新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた2020年2月末より、リモートワークを推進し、その後従業員のワークライフバランスを充実させるカルチャーの一環として、2020年6月に完全リモートワーク制度を基本とする「17LIVE ワークデザイン制度」を導入しました。同時に、オフィスのあり方を見直し、オフィス業務が必要なメンバーはコロナの感染状況によって自由に出社することもできるようなルールを整備。2021年7月には東京都港区に位置する本社オフィスの改修工事を行い、ライブ配信専用ルームやオンライン会議に適した個人ブース、従業員がリラックスした時間を過ごせるようなバーカウンターを配した新たなオフィスに刷新しました。ライブ配信を主要事業とする17LIVE株式会社では、社会の情勢に適応してパフォーマンスを最大化し、従業員の働きやすい環境を整えながら、フレキシブルなワークスタイルを提供しています。

本リリースでは、今回実施したアンケートの中で明らかになった実態やトピックをご紹介するほか、引き続きコロナ禍が人々の生活に大きな影響を及ぼした2021年、「17LIVE」の実績や事例についてご紹介します。

自然環境豊かな環境や家族との時間を増やすなど生活の質(QOL)を見直すきっかけに。約40%がコロナ禍において「引越し・移住を検討している」と回答
本プレスリリースの冒頭で記載したように、17LIVE株式会社の全従業員のうち、首都圏以外の地域に居住している従業員は11%に上っています(下図1)。移住先の居住地としては、北は北海道・札幌市から南は沖縄・宮古島と全国に広がっており、コロナ禍を機に生活環境を見直し、既に実行に移した従業員が約10人に1人に上っていることが明らかになりました。

さらに、今回実施したアンケートでは、回答者のうち40%の従業員がコロナ禍において「引越し・移住を検討している」と回答しました(下図2)。既に「引越し・移住をした」回答者からは「首都圏よりも地方の方が生活費に余裕ができ、住環境のレベルが上がった」「オンオフの切り替えが明確になり、余暇を楽しむようになった」といった声が上がりました。ライブ配信を主要事業とする当社において、大部分の業務を迅速にリモート化し、従業員に多用な選択肢とフレキシビリティを提供することで、社全体としてのパフォーマンスの向上やより高い従業員満足度に貢献できているものと確信しています。

図1(上):社員全体から導くコロナ禍で通勤可能県外への居住を実現した従業員の割合。
図2(下):アンケートから導く「今後」引っ越し・移住を検討している割合。小数点以下は四捨五入。

 

リフレッシュする手段として「ワーケーション」を経験した従業員は全体の26%!同行者は意外にも「なし」が最多回答で、34%を記録。
「ワーク」と「バケーション」の造語である「ワーケーション」は、自宅以外の場所、観光地や帰省などの休暇先でリモートワークを行うことを指します。当社にて実施したアンケートでは実に1/4以上の回答者が「ワーケーション」を実施していました。コロナ禍の影響で、実施規模は「1人」での実施が34%と最も高く、感染が落ち着いている時期に実施したという声が多数を占めました。

図1(上):「ワーケーションを実施したことがある」割合。小数点以下は四捨五入。
図2(下):「ワーケーションの同行者」割合。小数点以下は四捨五入。

また「17LIVE」では、採用活動においても“居住地にこだわらない”ポリシーを貫いています。コロナ禍初期よりフルリモートワーク制度を採用し、従業員に対しても一定の条件はあるものの“働く場所”のオプションを常に提供してまいりました。当社が掲げるミッションやコアバリューに共感し、「何が17LIVEにとってベストなのか?」を追求していくために必要なメンバーであれば、居住地をいとわず積極的に採用しています。

ここからは、全社横断的にフレキシブルなワークスタイルを提供してきた「17LIVE」における、コロナ禍のビジネス面の成長、また実施してきた取り組みについてご紹介いたします。

断続的にコロナによる感染拡大が続き、オフラインでの繋がりが制限されるなか、「17LIVE」では、2021年においても様々な施策や新機能の追加を積極的に行い、ユーザーの伸長率はコロナ禍以前(2020年1月)との比較で30%増を記録し(2021年12月調べ)、堅調に推移しました。

本社拠点を日本に移し、グローバルで統一の「17LIVE(ワンセブンライブ)」へリブランド。
「17LIVE」では、2021年9月、グローバル本社拠点を日本に移管しました。同時に、日本発のグローバル企業として、各地域への迅速で円滑な事業展開と、組織のさらなる活性化を図るため、社名とサービス名を「17LIVE(ワンセブンライブ)」とグローバルで通用する呼称に統一し、ロゴおよびミッションステートメントを一新しました。台本がない日常を自分らしく表現し、誰とでもつながることができる世界を目指して、“「ライブ」テクノロジーを通して、 人と人のつながりを豊かにすること。”を新たなミッションに制定。グローバルに展開する日本企業として再出発いたしました。

コロナ禍においてライブ配信が“非接触のエンタメ”として浸透し、認証ライバー数は60%の伸びを記録。
「17LIVE」が直接契約を結ぶ“認証ライバー”は、2021年9月において累計54,000名を突破。2020年末時点での認証ライバー数32,000名から60%増となり、大きな飛躍を遂げた1年となりました。ライブ配信は、スマートフォン1台あれば誰もが手軽に配信できます。そのため、機材や専門スタッフなどを準備する必要もない“非接触で実施できるエンタメ”として、コロナ禍において生活者の方への浸透が進み、より気軽に“ライバー”を体験いただけた結果と見ています。

占いやゲーム、アニマル(ペット)配信などの配信ジャンルを強化・新設し、各ジャンルで活躍するライバーやリスナー(ライブ配信視聴者)を対象としたキャンペーンなどを実施したことで、より双方向で楽しんでいただけるような環境を創出できたと確信しています。

また、よりフレキシブルにライブ配信を利用いただくため、静止画面にてライブ配信を行うことができる「ラジオ配信」機能を新たに導入しました。これにより、「顔を出すこと」に躊躇する方や場面においても、気軽にライブ配信を利用することを可能にしています。

占いライバーとして活躍する「明蘭 meiran」さん

 

有名アーティストや著名人とのコラボ配信を通じて、より多くの方にパワフルなコンテンツを提供。ライブ配信への垣根がより低く、より手軽なものへ。
また、2021年、「17LIVE」では著名人(アーティスト・タレント)や、イベントとコラボしたオリジナル配信番組を強化。多くの方に「17LIVE」を通じてコンテンツを、お楽しみいただきました。

  • 2021年5月、峯岸みなみさんのAKB48卒業コンサートをライブ配信。開始数分で「17LIVE」における配信スコアの史上最高値を記録
  • 2021年9月、同日に開催された大型音楽フェス”SUPERSONIC 2021″の映像を無料配信し、「17LIVE」史上最も多くの視聴記録を打ち立て、現地への来場が叶わなかった多くの方が視聴

このように近年のライブ配信は、その存在感をますます拡大させ、新たなエンタメの形として人々の生活の一部になりつつあります。「17LIVE」では、様々な企業・団体の方々とのコラボも増えており、今後、さらに多種多様なコンテンツが溢れ、より多くのユーザーに楽しんでいただけるサービスを提供してまいります。

 

ライバーとライバー、ライバーとリスナーの交流が生まれた新機能「Group Call」により広がった、コミュニケーションのカタチ。
この一年、「17LIVE」では、よりユーザーの皆様のご要望やご意見に寄り添った満足度の高いライブ配信サービスを提供するため、様々な新機能をリリースしてまいりました。2021年6月にリリースした「Group Call(グループコール)」機能は、最大9名まで参加できるグループ通話となり、ライバーの方からは「どんな配信をしていいか悩んでいる時に、Group Callを利用することで、話すきっかけが自然に生まれた」とご好評をいただいております。Group Callによって、ライバーとリスナーだけでなく、ライバー同士、リスナー同士など、幅広いつながりやコミュニケーションのカタチを創出するきっかけとなりました。

【主な新機能一覧】
・Group Call(グループコール)
最大9名まで参加可能な無料グループ通話機能
・コンサートモード
コンサートやライブの配信に特化した機能
・ラジオ配信
顔出しせずに配信ができる機能
・ライバーミッション
ライブ配信を行うすべてのライバーを対象に、配信を行う上での目標設定を“見える化”する成長サポートプログラム


Group Callを使用したライブ配信ルームイメージ

依然として、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けオフラインでの繋がりが制限されるなか、「17LIVE」では、今後もライブ配信を通じて誰とでも「この瞬間」に繋がることができる、新しいコミュニケーションのあり方を創造してきました。今後も、人と人の交流やコミュニケーションがより一層気軽に生まれる場を提供すべく、様々な取り組みを行ってまいります。

 

※1 data.ai(旧App Annie)データより引用。ダウンロード数および売上(2021年1月〜12月)