人気絶頂期に引退しエージェントを設立した、代表の熱い思いとは

葉月エージェンシー

17LIVE(イチナナ)では、独自の審査基準で評価を行い、審査結果が優秀なエージェンシーを「17LIVE Official Business Partner(GOLD)」「17LIVE Official Business Partner(SILVER)」として認定しています。

この連載では、その中でも特に優秀な結果を出しているGOLDエージェンシーの魅力をご紹介します。

今回ご紹介するのは、葉月エージェンシーです。

葉月エージェンシーは、17LIVEの人気ライバーである葉月氏が代表を務めるエージェンシーです。彼女の生き方に憧れてライブ配信を始める人も少なくありません。今回は代表の葉月氏に、人気絶頂のタイミングで現役ライバーを引退しエージェンシーを設立した背景や、ライブ配信業界への思いについて語っていただきました。

子育て中のライバーが集まるエージェンシー

葉月エージェンシーに所属しているライバーさんは、子育て中のママさんが多いんです。子育ては自由な時間が限られているうえ、お金も必要なんですよね。だからこそ、家で時間を問わずスマホ1台でできるライブ配信の仕事は魅力的なのだと思います。

葉月エージェンシーは、そのなかでもシングルマザーのライバーさんが多いのが特徴です。これは、私自身がシングルマザーということもあり、共感していただける方が多いからなのかもしれません。

先輩に教えてもらい、配信開始後5ヶ月で1位獲得

私が17LIVEと出会ったのは、2019年4月のことでした。

私は子供が生まれてから、インスタグラマーとしてPR案件をもらって収入を得ていました。ある日テレビの企画で呼んでもらう機会がありました。テレビ局で、待機する時間が10時間くらいあったんですが、他事務所の先輩がおもむろにスマホスタンドを取り出して、お弁当を食べながらライブ配信を始めたんです。

その先輩に「何をしてるんですか?」と聞いたところ、「これは17LIVEといって、お金も稼げるんだよ。登録したら誰でもすぐできるよ。」と教えてもらって。「ただ喋っているだけで、お金入ってくるなんて!」とビックリして、すぐに飛びつきました。

当時は子どもがまだ小さかったので1日2時間くらいでしたが、毎日配信しているうちにレベルがあがり、5ヶ月後にはイベントで1位を獲得できたんです。その時はすごい達成感でした。

ただ、私はそこで一旦配信をストップしました。育児も大変ななか、自分一人で過ごせる自由な時間はすべて配信に費やしてしまっていたので、休まる時間がありませんでした。しかもその時は時間を費やす割には稼げていなかったので、このまま続けていくのは難しいと感じていました。

リスナーさんの温かいコメントが、育児中の癒しに

そのような心境のなか、ママ友と育児の息抜きのために「癒し会」という名目で、月に1回飲みにいく時間を作りはじめました。実家に住んでいたのですが、子どもが寝た後の時間に、ちょっとだけお酒を飲んで帰ってくるんです。楽しかったのですが、ふとある瞬間に、「こんなことに時間を使うくらいなら、配信していた方が得なんじゃないか」と思ったんですよね。

配信をしばらくお休みして初めて、私にとっては配信が癒しなんだと気づけたんです。みんなが私のライブ配信にきてくれて、時間とお金を使ってくれるというのは、自分の存在価値を示してくれているみたいで、ストレス発散になっていたんですよね。私は承認欲求が強いのかもしれません。(笑)

特に育児していると、どんな時でも子供を優先にするのが当たり前になってしまって、自分が褒められる機会は減っていきますよね。だからこそ、ちょっとでも自分を認めてくれるような言葉をかけてもらえると嬉しいんです。こうして2020年1月からは、覚悟を決めて本格的にライブ配信の道に突入し、約5年間毎日17LIVEでライブ配信をしてきました。

業界全体を盛り上げていくため、絶頂期で引退しサポート側へ

配信を続けるうちに収入も安定し、気づけば17LIVEで開催されているイベントの上位入賞ライバーの常連になっていました。ところが、イベントの上位入賞者として表彰される顔ぶれは1、2年変わっていないことに気がついたんです。さらに、新人ライバーさんがすぐに辞めてしまうという風潮もありました。

自分が常に1位を獲得してトップとして君臨し続けることは、収入としては嬉しいことですが、このままでは新しいリスナーさんが増えません。

もっと17LIVE全体を盛り上げるにはどうしたらいいかと考えて出した答えが、エージェンシーの立ち上げでした。新人ライバーを育成して人気が出れば、そのライバー目当てに入ってくるリスナーも増えるはずです。

そのため、ライバーとして絶頂期ではあったのですが、ライブ配信者を引退してエージェンシーとしての活動にシフトしました。今は、自分の運命を変えてくれた17LIVEへのご恩を返せるよう、新人ライバーの育成に注力しています。

配信の経験を活かし、日本一のエージェントを目指す

今の目標は、葉月エージェンシーをエージェントランキングで1位にすることです。

私は「経営スキルがない」と心配されることもあります。確かに経営経験という面では、他のエージェンシーと比べると足りていない部分もあるかもしれません。それでも葉月エージェンシーは、ライバーが直接配信サポートを行うエージェンシーとして、他社に負けない自信があります。

どうせ何かを教わるなら、その分野での経験がある人に習いたいはず。例えばプロ野球を目指している子が、大谷翔平か経営歴30年の方のどちらに野球を習いたいかと聞かれたら、絶対に大谷翔平を選ぶと思うんですよね。大谷翔平が経営者になることは簡単だけど、経営者が大谷翔平になるのは難しい。それと同様で、私がライブ配信で経験してきた約5年間のノウハウは、誰にも負けない財産だと思っています。

シングルマザーというだけで経営に不向きだと見られてしまうこともあるのですが、子供がいながらでもライブ配信という世界ならこんなに可能性が広がっていくんだということを示していきたいです。

運命は自分で変えていくもの

葉月エージェンシーのキャッチコピーは、「運命を変えろ」。

私自身、これといって美人なわけでもないし、すごくスタイルが良いわけでもありません。だからこそ、自分からすすんで運命を変えていこうとするマインドが必要だと思っています。

私は17LIVEと出会って、ガラッと人生が変わりました。あの時、ライブ配信に出会ってよかったと心から思っています。収入の面でも生活の面でも、17LIVEが導いてくれた今の人生は、過去の自分からは想像もできないものです。「私にはどうせ無理だ」と諦めるのは簡単ですが、とにかく一歩を踏み出してみることで、運命は大きく変わります。17LIVEのライブ配信には、きっと皆さんが想像している以上の達成感、感動、刺激が待っていますよ。

17LIVE Official Business Partner