2021年の総配信時間は4000時間超! 「若くもなければ、容姿が華やかなわけでもない自分が結果を出していることに夢を見る人も多いはず」と自ら語るしぃしぃ🎀Liveさんは、寝る間も惜しんで配信を続けています。「ライバーとしてのプロ意識をもって配信に臨んでいる」という彼女の素顔に迫りました。

── まずはライバーになった時期を教えてください。

しぃしぃ🎀Live(以下:しぃしぃ): 2000年1月1日です。元旦から始める、って前の年に決心していて、この日に。
もともと、リスナーとして17LIVEのアカウントをもっていて、自分の好きなライバーさんの応援をしていたんです。その時に、配信の流れで私がパフォーマンスをさせてもらったことがあって、それを見た皆さんが「面白い」って言ってくれたんですよね。配信をしてみたら、って私に勧めてくれた人もいて、その言葉に背中を押されてライバーになりました。  

── ということは、ご自身がリスナー時代に築いたネットワークがあったうえでのライバーデビューだったのでしょうか。

しぃしぃ:実は、そうではなくて、アカウントを新しく作って17LIVEでのつながりを一旦リセットしてから配信を始めたんです。つながりのあった人にも、まったく告知しませんでした。本当にまっさらな状態でライバーになる人ってほとんどいないんですけど、私は自分の実力を試してみたかったのもあるし、あと、他の枠で「配信を始める」って言うと宣伝みたいなっちゃって、その枠のライバーさんに失礼かなと思って。  

── 他のライバーさんへの細やかな気遣いが素敵ですね。

しぃしぃ:あとはコメントの内容にも大事にしていますね。他のライバーさんの配信で自分がリスナーとしてコメントするときには、何か気の利いたことを言いたいな、って思っています。
17LIVEで配信を見始めたときは特に何も意識していませんでしたが、ある程度慣れてくると、他のリスナーさんのコメントを見て「面白いこと言ってるな」って気づいたりするじゃないですか。自分もそういうコメントをするようになりたいなと思って、ちょっと考えてからコメントをするようになりました。

── どのようにしてリスナーを増やしていったんですか?

しぃしぃ:いくつかの方法を試しました。ひとつは「ラッキー袋」(注:当時人気の機能であったが、システム不正への対策のため2022年7月現在は機能停止中。対策を講じた上で機能の再開可能かを検討中)。私がライバーになった当初にあったギフトの一種で、それを投げるとコインがばらまかれて、来た人が自由に拾えるようになっていたんです。かつ、ラッキー袋を巻くと、自分の枠だけじゃなくて他にも宣伝が入るんですよね。「今、この枠でコインがばらまかれています」って。このアイテムを使って自分の枠に人を集めたりしました。
あとは「注目」っていうシステムもあったんですね。その上位に入ると見に来てくれる人が増えたんです。長時間配信をしたり、ギフトが飛んでいるかどうかで注目度が上がっていく仕組みだったので、そこを頑張ってみたりもしましたね。
ライバーが大勢いるなかでの自分の立ち位置を客観的に分析することが大事だと思っているんです。ライバーの世界って、若くてかわいいとか、若くてかっこいいとか、華やかな人たちが評価されるイメージが強いんですよね。でも私は逆。年も40代半ばだし、見た目で売っているわけでもない。だから、ライバーになったばかりの頃は応援ももらえないし、イベントで勝ち抜くのも到底無理なわけです。
そこで注目したのが、1人につき1個だけ無料で送れるギフトを集められるイベントだったんです。そのイベント自体は当時ほとんど人気がなかったんだけど、私はそれを頑張ってみたんですね。すると、「一人のおばちゃんが無料のギフトをもらってどんどん数字を増やしているのが面白い」って言う人が増えて、私の配信が注目され出したんです。かつ、他のライバーさんも「無料のギフトなら自分も集められるかもしれない」って希望をもつきっかけになったみたいで、その後から、このイベントがメジャーになったんですよね。  

── しぃしぃさんが草分け的存在だったんですね! ところで、現在の配信ペースはどれくらいですか?

しぃしぃ:毎日、平均10時間ぐらい配信しています。これでも少しペースを緩めたほうなんです。2021年の1年間は、合計で4000時間以上配信していましたから。あと、これは自分のなかで自信をもっていることなんですけど、2020年1月1日にライバーになってから、1日も配信を休んでいないんです。
先ほど話したイベントのチャレンジも同じで、絶対に難しいよねっていうものをやり遂げたいと私は思っているんです。私自身にとっても意味のある挑戦だし、見ている人にとっても、励みになったり勇気が出たりするきっかけになるはずですから。
私くらいの年齢になると、仕事でも、人生全体においても、自分の向き不向きがある程度明確になってきています。どう頑張っても自分にはできないな、ということも沢山ある。きっと、私以外にも自分自身に対して同じことを感じている人も多いと思うんですけど、そういうなかで、難しいことにチャレンジしている人の姿を見て夢をもつことってあるじゃないですか。私は、自分の配信を通じてそういう世界観を作っていきたいと思っているんです。

── 配信していない時間帯はどのように過ごしているんですか?

しぃしぃ:お鮨屋さんでサービスの仕事をしています。勤務時間がだいたい6〜8時間なので、それ以外の時間のほとんどを配信していますね。出かける準備をしている様子を流すときもあるし、配信のために睡眠時間を削ることも多々あります。でも、自分がやりたくてやっていることなので、まったく苦にならないですね。一般人ではあるけれど、ライバーとしてのプロ意識をもって配信に臨んでいるんです。腹のくくり方が違うというか。  

── ストイックですね。ただ、人間なのでどうしても体調が悪い日とか、気分が乗らない日とかありますよね。そういうときの配信はどうしているんですか?

しぃしぃ:リスナーさんに向かって素直に言います。「今日、めっちゃ頭痛いんだよね」とか。隠さない。溜め込んだり、無理をしたりしたら続けられません。特に私のように自分の生活に密着するスタイルで配信する場合は、何でもオープンに話すことが大事です。

── リスナーさんとの信頼関係を築く上で、大切にしているのはどんなことですか?

しぃしぃ:いろいろありますが、一つわかりやすい例を挙げるなら、やっぱり一歩踏み込んだコミュニケーションをとることでしょうか。今日暑いよね、とか、何食べたとか、誰でも話せるようなことだけを話し続けていても、長く付き合えるフォロワーさんはつかない。時には、自分の本音をしっかり話すことが必要です。
たとえば、稀にマナーの悪いリスナーさんが配信に紛れ込んでくることがありますよね。コメント欄で「バカ」って侮辱されたりしたことも、以前はありました。そういう時にスルーするのも一つのやり方なんだけど、私は、チャンスに変えていたんです。なぜならば、その対応の仕方で自分の真価が問われるから。だから、正直に「配信上だからって何を言っても許されるわけではない」「普通は初対面の人にそんなことを言わないですよね」と自分の思いをぶつけるなどして、毅然とした態度で臨むようにしていました。他のリスナーさんもその場にいるから、その人たちは、誹謗中傷に立ち向かう私の姿をちゃんと見ていてくれるんですよね。  

── 最後に、しぃしぃさんの今後の目標を教えてください!

しぃしぃ:自分の存在を大きくしていきたいと思っています。それは17LIVE上でもそうだし、それ以外のところでも知られるようになりたい。まずは17LIVEでの知名度をもっと上げて、それ以外の活動の幅も広げていけたら、と思っています。