三重県熊野市をライブ配信で盛り上げる!即興演奏ピアニスト「紫帆1024🦉🦉🦉🎹」さんとは?

皆さん、こんにちは!17LIVE 広報のブルースです。
今回から、17LIVE 広報担当者が“いま気になるライバー”を不定期でお届けいたします!

ライブ配信の良さの一つに「リアルタイムで他の人と繋がれること」はもちろんのこと、「リアルタイムで他の地域の現状を知ることができる」点があると思います。
17LIVEでは数多くのライバーさんがいますが、その中にはそのようなライブ配信の利点を活かし、「自分の住んでいる地域を盛り上げたい」という思いで活動をされているライバーさんも多くいます。

コロナ禍で国内の移動にまだ制限がかかる中、私自身そういった方たちの配信をたくさん見て、多くのことを勉強することができました。

そこで今回の記事では、“ライブ配信を通じて地域を盛り上げているライバーさん”として、三重県熊野市在住の「紫帆1024🦉🦉🦉🎹」さんへのインタビューの様子をお届けします!

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「紫帆1024🦉🦉🦉🎹」さん PROFILE
岡山県生まれ、三重県熊野市で作曲活動やコンサート活動を行なっているライバー。
5歳よりクラシックピアノを学び、独学でシンセサイザーを弾き始める。代表作はNHK「美の回廊をゆく」「日本の美再発見」など多数。“1人でも多くの人に出逢いたい”との思いから、「10万人とふれあうコンサート」を行い、日本全国を回り、国内外で延べ500回以上のコンサートを行う。2000年に三重県熊野市に移住し、自動車の部品工場を改装して音楽ホール・カフェ「天女座」をオープン。天女座では芝居やコンサート、美術展などを開催。天女座はアニメのモデルにもなり、全国からファンが集結。2011年には三重県文化奨励賞を受賞コロナ禍を受けライブ配信をスタート。文化庁の助成を受け、2021年には「17LIVE」のライバーのコンサートを5回プロデュース。
現在は、ライブ配信で地元の景色を発信するほか、ピアノやチェンバロによる即興演奏を披露。「17LIVE」の配信で即興演奏した曲が、世界40カ国に配信されている。

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本日はよろしくお願いします!早速ですが、紫帆さんは元々、演奏活動で日本全国を回られていたと伺いました。そんな中、どのような経緯で三重県熊野市に住むことになったのでしょうか?
そうですね。昔から「いつか海の近くに音楽ホールを建てて住みたい」という夢を持っていたのですが、資金面で難しく実現できずにいました。
日本全国を回るコンサート活動を行なっていた際に、機材を持って回ることが年齢的にも大変になり、その様子を見た友達から「音楽活動の拠点となる場所探しをしなさい」と言われ「拠点となる場所」について考えるようになりました。
そこで、以前より憧れていた紀伊半島に行ったところ、あまりに海と田圃が美しく、なぜか直感で「ここを知っている」と思ったんです。すぐに熊野が好きになり「三重県に住むには、まずは三重県庁でコンサートをしよう!」と思い、三重県庁に直接電話をかけました。

 

すごい行動力ですね!
はい(笑)。当時の県知事さんに「ぜひ熊野でコンサートをしたいです」と伝えたところ、その1ヶ月後に県庁でお披露目コンサートをすることが出来ました。その時に集まったメディアの方から「三重県は今回限りですか?」と質問を受けた際、思わずその場で永住宣言をしちゃったんです。

 

そのような大きな決断をその場でされたんですね!(笑)
そうなんです(汗)そうしたら、県庁の職員さんが慌てて住む場所を探してくれました(笑)。最初は迷ったのですが「地元の人たちが困っているなら改装しよう」と思い、音楽ホールの改装を始めました。それが今の「天女座」で、ここから配信を行なっています。

天女座

(写真を見ながら)凄く景色が良く素敵な雰囲気の場所ですね!そこでは普段どのような配信を行なっていますか?
ピアノやチェンバロによる即興演奏を披露しています。配信を始めてから、クェートやフランス、イギリス、ドバイなど海外からもリスナーが集まっていることに、自分でも驚いています。ネットのお陰で、天女座から美しい絶景朝陽と即興演奏を世界に向けて配信したり、舞台での演奏を配信できる凄い時代になったと思います。身体的な面で全国に出向けない分、ライブ配信は凄く私のライフスタイルに合っていると思っています。

 

17LIVEでは、配信だけではなく、他のライバーさんのイベントもプロデュースされていると伺いました。どのような経緯や思いでプロデュースをされているのですか?
スコットランドのエディンバラ・フェスティバルに参加した際、全世界から出演者が集まるのを目の当たりにして「このようなフェスを三重県の熊野で行いたい」と思い、色々な人を熊野に呼ぼうと思いました。何より、外国の方にも配信で楽しんで貰いたかったのです。
コロナ禍になり、何かできないかと考えていたところ、文化庁の芸術支援事業の存在を知りました。
元々プロデュースすることが好きだったので、「だったらこの制度を利用して、17LIVEで会った人たちをプロデュースしよう!」と思いイベントを始めました。

実際に演奏されているチェンバロ

実際どのようなイベントを行われたんですか?
天女座にライバーさんを呼びコンサートを行いました。コンサートの際にはライブ配信をしつつ、実際にお客さんも入れました。
2021年にはライバーの「二胡奏者Yue」さんや「あみ🎻🐤Ami_Vn🥗☕🍅」さん、「マァ元気🌙☆」さん、「花野chan」さん、「kazuki_japan」さん、👘🌹❄優美子❄🌹👘」、「YOSSEY.」さんなどを熊野にお呼びし、一緒に演奏を披露しました。

イベントは「17LIVE」でも配信された

イベントを行った際、地元の人に17LIVEを教えることで「こんな世界があるの?」と驚かれました。
何よりも、イベント後にライバーさんが地元の方と交流され、とても盛り上がっていたのを見て嬉しかったです。
今年もライバーさんを天女座に招いて、コンサートを行う予定です。

天女座からの朝の風景

素晴らしい活動ですね!!では最後に、今後の配信への意気込みや思いを教えてください。
配信を訪れた皆さんが「紫帆さんの配信で癒される」と言ってくれます。私自身、波瀾万丈の人生を生きてきたので、その体験を配信でいろいろと話すことで、リスナーさんから「希望が湧いた」と言っていただけます。高齢者の方も「一人暮らしで寂しかったが、紫帆さんの配信に毎日来るようになり、楽しく過ごせる」と話してくれます。私の配信が、皆さんの居場所であり続けたいですね。

何より、17LIVEを通じて熊野に来てくださった方は「熊野で過ごした間は夢の期間だった」と話してくれます。そのような方たちに「遠くても来た甲斐がある」と思ってもらえるよう、この地域の良さを伝えていきたいです。

三重県熊野市の夜景

 

紫帆さん、ありがとうございました!

 

以上、お住まいの三重県・熊野市への熱い思いを紫帆さんに伺いました。

インタビュー中、なんとその場で私が話した言葉をもとに即興演奏をしてくださったのですが、とてもメロディが美しく、うっとりしてしまいました

そんな紫帆さんの配信は、夜を中心に、平日は20時頃から(金・日は17時より)よく行われます。
ぜひ紫帆さんの配信をチェックしてください!

以上、広報のブルースでした!